[キングダム]秦軍最強!?王翦(おうせん)と部下4人について解説!

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キングダム48巻、522話より

こんにちは。現役大学生、ひよっこ将軍です。

キングダムで最強の将軍の一人である王翦将軍。キングダムで最も人気のある王騎(おうき)将軍よりも血筋がよい、王本家の出身であり、同時に変わった考えが読み取れる発言で私たちを魅了します。そんな王翦は671話にて、六代将軍の一人に選ばれています。第六将は空白だったため、その時点で秦国で一番強い5人に選ばれたということになります。今回は、そんな王翦将軍を支えた王翦将軍の右腕4人(第1将亜光(あこう)、第2将麻鉱(まこう)、第3将田里弥(でんりみ)、第4将倉央(そうおう))を解説します!(2024年5月22日)

詳しくそれぞれのシーンの対応する話数も書いていますので、漫画をすべては読み返す時間がない方、最近キングダムを読み始めて詳しく知りたい方、王翦軍について思い出したい方、必見です!

王翦軍 第1将 亜光(あこう)

キングダム48巻、523話より

一人目は亜光将軍です。主人公李信(りしん)率いる飛信隊とは異なり、武力はあまりないと思われる王翦を支えるのがこの亜光です。王翦軍の中では、最強の武力を持っており、その亜光将軍率いる亜光軍も最強であるといわれています。

51巻の朱海平原の戦いでは、信にとって永遠に立ちはだかる李牧の部下の中で最強の武力をもつ馬南慈(ばなんじ)と、元趙三大天藺相如(りんそうじょ)の部下である藺家十傑の最後まで残った2人のうちの1人、尭雲(ぎょううん)に囲まれながらも耐え、最後は王翦軍 の曲者、亜花錦(あかきん)に救出され、生き延びるほど屈強な武力を持っています。やはり、強い組織を支えるのは、亜光のような強くてリーダーシップのある人なんだなあと納得します。

しかしそんな亜光将軍も、秦にとって桓騎(かんき)将軍が討たれた宜安(ぎあん)の戦いのリベンジともいえる番吾(ばんご)の戦い(63巻~)では、李牧の策にはまり敗れてしまいます。

王翦軍 第2将 麻鉱(まこう)

キングダム48巻、521話より

2人目は、麻鉱将軍です。麻鉱将軍は、結論から言うと王翦軍の将軍の中で最も早くに登場し、最も早くに死んだキャラクターです。個人的には、キングダムにはよくありがちな「口だけでっかく武力が発言に追い付いていない」キャラクターのうちの一人だと思っています。もちろん、王翦軍の第2将になるだけでも武力があることは確かですが。

というのも、48巻朱海平原の戦いにて、李信の友達でありライバルの蒙恬(もうてん)が王翦将軍に紀彗(きすい)軍を壊滅させるための波状攻撃の囮という重要な役目を任された際、「フッ 王翦様 生まれの良さを鼻にかけた目つきをするこの若造に何か囮となる策を一つ…」と発言しますが、531話にてあっけなくその波状攻撃を担うはずの麻鉱が李牧に殺されてしまうのです。結果的には蒙恬の心配をする前に自分の心配をした方がよかったということになりますね。

王翦軍 第3将 田里弥(でんりみ)

キングダム54巻、683話より

3人目は田里弥将軍です。田里弥を一言で表すなら、「生真面目故に短気だが、戦術眼に優れ、ここぞというときに頼りになる将軍」かと思います。次に解説する第4将倉央とは、第3将、第4将と隣り合わせということもあってか、よく一緒に登場するシーンが多いです。一緒に登場するシーンでは決まって、「王翦に忖度なく直球の意見を言う倉央、それを注意する田里弥」というシーンが多いです。この構図は、王翦将軍を戦術眼に優れる田里弥が心の底から尊敬しているからこそ生まれるのだと思います。また、怒るのは倉央だけではなく、飛信隊の河了貂(かりょうてん)も言葉遣いでよく注意しています。個人的には、確かに飛信隊のメンバーは少々目上の人に対しても言葉遣いが荒いことがあると思うので、田里弥はキングダムの中でよい役割を果たしているのではないかと思います。

キングダム65巻705話より

ちなみに田里弥は軍に指示を送るための戦術を考えるとき、両手を頭の上に突き出すポーズをします。これだけ見ると頭が悪そうですね笑(いや、そんなことないかもしれません)

キングダム57巻614話より

田里弥は王翦と同じく知能派の将軍で、信や王騎将軍とは異なり、戦闘シーンは出てきません。その代わり、戦術について指示を出すシーンなどでは、非常に論理的で、見ていて頼りになるなあと感じます。

王翦軍 第4将 倉央(そうおう)

キングダム54巻、583話より

4人目は倉央将軍です。倉央を一言で表すなら、「大口をたたく一方で、ちゃんとした実力があり、色気のあるおっさん」かと思います。先ほど紹介した通り、倉央は正しい、正しくないに関わらず自分の意見を王翦将軍に物怖じせず意見を言います。個人的には、王翦が寡黙で思っていることがわかりにくいからこそ、倉央がいるからこそ王翦の思っていることが明らかになることが多く、意外とありがたい存在なのではないかと思います。

一方で、倉央は王翦に戦闘面でも大きな信頼を得ています。56巻604話では、李牧の戦術に対し、王翦の目をもってしても理解ができず、その戦術のからくりを解くため、王翦は「強烈な探り」として倉央軍を送るのです。

キングダム57巻、617話より

また、この探りの時もそうですが、倉央軍の強さの秘訣は糸凌(しりょう)将軍抜きでは語れません。糸凌は倉央軍の副将で、倉央と愛し合う関係にあります。倉央の糸凌に対する口癖として、「夜の元気は残しておけよ 勝ってお前を抱きまくる」というセリフがあります。もしかしたら糸凌の人外の強さは、この倉央への愛が要因となっているのかもしれませんね。

キングダム57巻、617話より

まとめ

いかがでしたしょうか。王翦という謎めいた将軍が率いる軍を支える幹部は個性豊かで、各々の将軍がいるからこそ、秦の中でも最強の軍の一つであることができるのではないかと思います。余談ですが、個人的には、4人の中だと倉央が好きです。私も倉央のように物怖じせず上司に意見を言い、愛する女性とともに濃密な時間を過ごしたいと思います。ご覧いただきありがとうございました!

秦の中で王翦軍と双肩をなす桓騎軍についてもまとめていますので、良ければぜひチェックしてみてください!

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