[キングダム] 桓騎(かんき)軍の変人、オギコについて解説!

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こんにちは。現役大学生、ひよっこ将軍です。

組織の中には周りを明るくする、暗い状況でも前向きにすることができるようにする、ムードメーカーと呼ばれる人が存在します。キングダムでいえば、飛信隊では尾平(びへい)、旧王騎(おうき)軍の騰(とう)軍では、録嗚未(ろくおみ)がムードメーカーの立ち位置にいるでしょう。では、桓騎軍ではだれか?それがオギコなのです。ひよっこ将軍的には、キングダムで一番おもろいキャラといっても過言ではありません。今回はそんなオギコの、「一見ずっとふざけてそうに見えて実は桓騎にめっちゃ忠実で桓騎に信頼されている」人柄について解説していきます。

詳しくそれぞれのシーンの対応する話数も書いていますので、漫画をすべては読み返す時間がない方、最近キングダムを読み始めて詳しく知りたい方、好きなんだけどオギコのエピソードを忘れてしまった方、必見です!(2024年6月12日)

オギコのおもしろ場面

キングダム26巻、276話より

オギコは登場シーンからボケてます。函谷関(かんこくかん)での合従軍との戦い(26巻~)において、函谷関の上から何十メートルも下にいる何万人もの敵のうちにむかって矢を打ち放ち、的中させただけで「今日のオギコはかーなりきてるっぽい!ぽいよーーー!?」と発言し、「そら当たるわ」と参謀の摩論(まろん)に突っ込まれています。そんなオギコですが、桓騎にはかわいがられているようで、そのせいか千人将の地位にいます。

キングダム41巻、441話より

オギコは基本的に戦闘シーンに登場することがないという、参謀を除くキングダムの武将においては、非常に珍しいキャラクターです。そんなオギコはほかの軍とのかかわりにおいて「伝令」という非常な重要な役割を果たします。函谷関の戦いではオギコと飛信隊の関わりはなかったため、オギコは黒羊丘(こくようきゅう)の戦い(41巻~)で初めて飛信隊と会います。その際「伝令っ伝令ェェェェ 飛信隊の信にこれっ 伝令っ オッ オギコのっ オギコからの伝令ェェェェ 大切な」というセリフで登場し、飛信隊から「嘘をつけェっ そんな怪しい伝令がいるかバカ」といわれています。たしかに冷静沈着なイメージがある伝令という役職とオギコはかけ離れていますよね。

キングダム43巻、461話より

戦いにほぼ参加しないオギコは伝令だけでなく、お頭の桓騎の暇つぶし相手という重要な役割もはたします。(基本肩もみです)黒羊丘の戦いでは、敵の大将の慶舎(けいしゃ)を討ち取るべく、桓騎の動向が敵味方全員から注目されている中、桓騎は何の行動もとらなかった(結局これが逆に「沈黙の狩人」とよばれる慶舎の首をとることにつながった)、という私が桓騎を天才だと一番感じた名場面があるのですが、何の行動もとらなかった桓騎の肩をオギコがもみ、暇つぶしの相手をしていました。

オギコの信頼できる一面

キングダム63巻、680話より

一方でオギコには人の期待を裏切らない、頼まれたことは死んでもやりつくす、というかっこいい一面もあります。朱海平原の戦いに秦が勝ち、趙(ちょう)の首都邯鄲(かんたん)の目前にある平陽での、当時の趙軍総大将扈輒(こちょう)との戦い(62巻~)の中で、8万対24万の劣勢の中、秦軍がその数通り圧倒的な危機に陥った時の場面。桓騎軍の幹部である雷土(らいど)に向けて、桓騎から伝令を頼まれたオギコは、その劣勢の中ぼろぼろの体で登場します。そして、「雷土さんのとこに行くのは大変で ケガしたり… 途中で敵につかまるかもしれないって… でも敵に見つかっても絶対に何もしゃべらないし 死んでも伝令を雷土さんに伝えることが… それができるのはオギコだけだってお頭にいわれて ちゃんときたよ」と言い、雷土にしっかりと伝言を告げます。このあと、伝言を伝えた桓騎の思いとは裏腹に雷土は扈輒に殺されてしまいますが、しっかりと仕事をやりきるオギコの姿には感動してしまいますよね。

キングダム69巻、748話より

そして桓騎が李牧に負けてしまう宜安(ぎあん)決戦(65巻~)でも、李牧に打たれてしまう可能性を感じた桓騎は、自分の代わりにオギコに摩論などの部下や一緒に戦っていた飛信隊や楽華軍への伝令を任せます。蒙驁(もうごう)将軍に「桓騎 儂は人を見る目があるが お前もあるのだろう」(70巻 755話)と言われている通り、人を見る目がある桓騎に信頼されていたのですから、オギコはやはり責任感は人一倍強かったのでしょう。

まとめ

いかがでしたしょうか。オギコはネタキャラである一方、実は信頼のおけるという非常に愛すべきキャラだと私は思っていて、オギコ特設のページを作りました。やはり周りの人に好かれる人というのは、普段はおちゃらけていたり、隙があるものの、いざというときは頼りになる人なのではないかなと改めて感じます。ご覧いただきありがとうございました!

他の桓騎軍のメンバーについてもまとめていますので、良ければぜひチェックしてみてください!

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